旧式戦艦@ω@。

シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン号

コレ、ドイツ戦艦S.M.Sシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン号のつもり@ω@。

ここで戦艦と書いたけど、第二次世界大戦当時は、もちろんバリバリの第一線で敵艦と砲火を交える事のできる戦艦としての価値はなかったわけで。。。海防戦艦、練習戦艦といったところ。。。。

実はこの艦は1900年代初頭に建造された旧式戦艦の生き残りなのです。(同じく当時在籍していた艦として同型艦のシュレジエン号もあり)。第一次大戦を生き残り、ベルサイユ条約下でも旧式であるがゆえに保有を許され、ヴァイマール時代を経て、ナチス時代。

ダンチッヒに入港するシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン号



1939年9月1日早朝。対ポーランド戦開始。この旧式戦艦がダンチッヒのポーランド軍要塞へ砲弾をぶち込み、それを合図に(?)ドイツ軍はポーランドへ怒涛のごとくなだれ込む。。。。第二次世界大戦勃発@ω@

ダンチッヒに砲弾ぶち込む旧式戦艦シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン

(「フォイアー@◇@!」ダンチッヒに砲弾ぶちこむシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン号=3!)

んで、ワシのツボにはまっているのは、この艦の先の部分。。。およそ旧式戦艦と呼ばれる艦はほとんどこのように水面にさがってゆくにしたがって出っ張ったかたちをしている。

シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン号竣工間もない頃の姿※コレ、竣工当時の姿@ω@

これは、艦首の水面下に、敵艦に体当たりして突き沈めるための衝角なるものが取り付けられていたため。が、しかし、この衝角なるもの実際に戦果を上げたのは、1860年代後半頃(日本では幕末の頃@ω@)、テゲトフ提督率いるオーストリア艦隊VSペルサーノ提督率いるイタリア艦隊との戦い、「リッサ海戦」(多数の装甲艦による木造イタリア艦への体当たり衝角攻撃により、オーストリア艦隊勝利)ぐらいで、その後、艦載砲などの発達によりそのような場面はなくなり、むしろ衝突事故で味方の艦を沈めちまう事故が多発するようになってからすたれてしまったらしい。
(例によって、コレ嘘混ざってますんで、詳細はご勝手にィ〜@ω@)

中学生の頃、この手の旧式戦艦の絵をノートにシコシコ描いていたら、この艦首の形をみた同級生に「これ沈む〜@◇@」「逆だろ、それ」「船って普通こうだろ〜」(いわゆる見慣れたかたち。クリッパー型とか云うらしい。下の写真参照。軍艦らしからぬスマートな姿で有名なドイツ巡洋戦艦シャルンホルスト号。)とか云われたっけ@ω@。。。

巡洋戦艦シャルンホルスト号

でも完全に近代的なクリッパー型の艦首を備えた船なんて、現れるのは1930年代後半頃でないのか。。。。?あのRMSタイタニック号だって見てみィ、ほぼ垂直だぞ@◇@=3!

オマケ。1914年当時のドイツ艦隊の編成を解説(?)した動画。かっては英国に次ぎ世界第二位の勢力を誇っていた。


オマケ2。「旧式戦艦」のタイトルから逸脱するけどオマケなのでご勘弁を@ω@。かのウツクシイ、ドイツの巡洋戦艦、シャルンホルスト号とグナイゼナウ号が、情け容赦のない砲撃により英国空母グロリアス号を撃沈する模様を映した動画。戦争はかくも非情なりィ〜 @ω@



※前弩級、弩級、超弩級戦艦とは何ぞやといったウンチク期待していた方々、残念デシタ。ワシ、モノ知らんので、しょーさいは勝手にお調べを。なお、この「旧式戦艦SMSシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン号」は「前弩級戦艦」に属しマス@ω@


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